効率化の基本テクニック

条件付き書式

条件付き書式とは
オリジナルの数式を条件付き書式に適用する方法
条件付き書式の設定要領

条件付き書式とは

条件付き書式とは、シートの中で条件に一致する情報を強調して表示できる機能です。
    Excel2010以降のバージョンでは機能が充実し、多くの知識がなくても簡単にビジュアルを整えることができます。
    しかし、既定のルールだけでは対応しきれなくて、物足りないことがしばしばあります。
    この問題を解消するためには、オリジナルの数式を条件付き書式に適用することです。
    オリジナルの数式を条件付き書式に追加すると、基本のルールではできないこともできるようになります。

オリジナルの数式を条件付き書式に適用する方法

 Excel実践塾では、オリジナルの数式を条件付き書式に適用する方法を紹介してまいります。
    ここでは、 「オリジナルの数式を条件付き書式に適用する方法」とは、どのようなものかを知って頂くためにも具体例を示して紹介します。

   例:学生名簿があります。学部名を指定すると、該当学部の人を目立たせたいと思います。
        学部名を「経済学部」を選択すると、学生名簿の「経済学部」の人の行が塗りつぶされます
        学部名を「国際学部」を選択すると、学生名簿の「国際学部」の人の行が塗りつぶされます
            (条件付き書式の設定要領については、このあとに説明します。)ページトップへ
            Excelno

工夫のポイント
    書式設定の条件となる情報が各行にある場合で、塗りつぶしを行単位で設定する方法は簡単にはできません。
    そのポイントが、条件となる情報を複合参照で参照することです。
    詳細は、この後の「条件式の解説」をご覧ください。
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条件付き書式の設定要領

 基本のルールではできないことに対応するために、条件を数式で設定する方法を紹介します。
<書式設定のルール>
    学生名簿があります。
    学部名を指定すると、該当学部の人を目立たせたいと思います。
    学部名を「経済学部」を選択すると、学生名簿の「経済学部」の人の行が塗りつぶします。
<条件付き書式の設定手順>
1 条件付き書式を設定したいセル範囲を選択します。
2 ホームタブを選択⇒スタイルグループの条件付き書式の▼をクリック⇒[新しいルール]を選択
3 [新しい書式ルール]フォームが開く⇒[数式を使用して、書式設定するセルを決定]を選択
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    条件付き書式の設定フォーム
4 「=AND($E11<>"",$E11=$B$6)」と条件式を入力する。
5 [書式(F)...]をクリック⇒[セルの書式設定]のフォームが開く
        ⇒条件に一致する場合の書式設定をしてください。
        (ここでは、[セルの書式設定]のフォームの説明は省略します。)
6 [OK]ボタンをクリック⇒条件付き書式が設定
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<条件式の解説>
$B$6」のセルに、判定したい学部名が入力されています。
=AND($E11<>"",$E11=$B$6)
    ●「$E11」は、列固定の複合参照であることが行全体に書式設定ができるポイントです。
        列固定になっているのは、行全体で学部名のセルを参照するための工夫です。
        行方向が相対参照になっているのは、それぞれの行を参照させるためです。
    ●AND関数で2つの条件を判定しています。
        式1と式2がともに条件を満たす場合のみ、書式の設定の条件が満たされたと判定されます。
        式1:「$E11<>""」:学部名のセルが空白でない場合という条件
                学部名$B$6)が空白の場合、未入力行が塗りつぶされることを避けるための条件です。
                この条件がないと、未入力行が塗りつぶされてしまいます。
        式2:「$E11=$B$6」の計算式が本体です。学部名を判定するための計算式です。
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